歌手八代亜紀(61)が11日、自身初のジャズアルバム「夜のアルバム」(10月10日発売予定)の公開レコーディングを都内で行った。

 演歌歌手のイメージが強い八代だが、15歳で熊本から単身上京した際には、銀座でクラブ・シンガーとしてジャズを歌っていた。「団塊の世代にとっては、ジャズは歌謡曲と同じで、ポピュラーなもの。みんなバーで聞いてました。今までと違った自分の路線を見せられるんじゃないでしょうか」。

 01年以降遠ざかっているNHK紅白歌合戦出場への思いあり、「オファーがあれば、もちろん出させていただきたいです。(代表曲の)『舟唄』をジャズバージョンで歌ってみるのもいいですかね」と話した。