「東京ドラマアウォード2012」授賞式が22日、都内で開かれ、最終話が平均40・0%の高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した松嶋菜々子主演の日本テレビ系ドラマ「家政婦のミタ」が脚本賞、助演男優賞、連続ドラマ部門グランプリなどを受賞し、5冠となった。

 同ドラマで、助演男優賞を受賞した長谷川博己(35)は「1年も前のドラマですけど、うれしかった。見ている方に反感を買う役だったのですけど、視聴者のみなさんに刺激を与えられ良かった」と笑顔を見せた。脚本賞受賞の遊川和彦氏(56)は「主演女優賞をとれなかったのは残念ですが、頑張れば良い作品が撮れるんですよ」と受賞の喜びを語った。

 また、テレビ東京系ドラマ「明日をあきらめない…がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」が単発部門のグランプリに輝いた。主演の渡部篤郎(44)は「こういうドラマに携われて光栄です。河北新報の記者の方々に心を奪われました」と話した。

 式には他に杏、尾野真千子、堺雅人、池松壮亮らが出席した。