お笑いコンビ、アンタッチャブルの柴田英嗣(37)が15日、都内で著書「野生動物の倒し方」の発売記念イベントを行った。女性問題で10年2月から約1年間休業。10月27日に復帰後初めて会見に応じた際には相方山崎弘也(36)とのコンビ活動再開を熱望していたが、この日は「年内はないですね」と話した。

 コンビ復活の障害は「山崎が忙しすぎるから」だと話す。さらに「俺が都合よくそこに入っていくのは違う。山崎が取ってきた仕事だから。俺ももう少し追いついてからです」。今、頑張って取り組んでいることは「ラジオです」と答えた。取材陣から来年の「THE

 MANZAI」での復帰を提案されると「1回、山崎に言ってみますよ。どうなの?

 って」と受けた。

 著書のテーマが、タレント武井壮(39)のネタとかぶると指摘され、「4、5年前から2人で倒し方について話していました。プライベートでも付き合いがある」と明かした。一方で、武井との違いを「タケさんはフィジカルで倒す。僕は進化の過程で退化したところを突く。例えばサイ。体が大きくなって、悪くなった目を補うため耳が進化した。ただ、音を敏感に聞き取り過ぎるので大音量に弱い。そこを狙いたい」と力説した。

 実際に動物と戦ったことはないそうで「僕の本は万が一、戦わないといけない場面に遭遇した場合に使ってほしい。逃げられる場合には、まず逃げろと言いたい」と話した。