文化放送定例社長会見が15日、都内の同局で行われ、交通事故を起こしたフリーの千野志麻アナウンサー(35)の「千野志麻の就職戦士ブンナビ!」(金曜午後9時)降板の経緯を説明した。

 同局は「編成局はタレントと所属事務所、営業局はクライアントと交渉し、社内で検討して降板を決めた」。

 後任は同局の石川真紀アナ(38)が務めている。番組は3月で終了予定だが、千野アナの4月以降の同局での仕事復帰には「特に今はない」とした。

 三木明博社長は「関係各位が協議の上に決定したので私から特別コメントはない」。

 一方、会見には、53年5月にスタートし、今年60周年を迎える「朝の小鳥」(日曜午前5時20分)で、鳥の鳴き声の収録を行う日本野鳥の会の理事松田道生さん(62)が出席。「鳥の魅力を知ってもらう音作りをしたい」と抱負を語った。また、カラスの鳴き声を聞くと「何を言っているか大体分かる」と話した。