元プロレスラーでタレントの北斗晶(45)が12日、都内で会見を開き、膝の治療のため、今月中旬から芸能活動を休止すると発表した。

 会見には膝に負担の大きい約10センチのピンヒールで登場。「本当は履きたくないけど仕事柄、仕方なく履いてるんですよ」と笑顔で話すも、歩き方はかなり慎重だった。

 膝は約20年前にプロレスで負傷した両膝が悪化した影響で、右膝前十字靱帯(じんたい)と後十字靱帯を手術を受けるという。左膝については右膝が完治してから手術を受けると報告。関係者によると手術の日程は決まっていないが、右膝が完治するのは約1年かかるため、それ以降に行うという。

 現役を引退してから約10年がたち、年齢と筋肉の低下から膝に負担がかかり悪化したと説明した。現在では30分間歩き続けることができない状態。「正座は全くできない状態で、座った状態から立つのは辛い」と明かした。医師からも「50歳までこの状態を続けると歩けなくなる可能性がある」と診断された上での決断という。

 また活動休止期間は、約3カ月の予定。休止中はリハビリに専念したいという。もっとも、会見中は笑顔で入院中の過ごし方について「ペニーオークションでもやってお金を稼ごうかな」とブラックジョークも口にした。