落語芸術協会の新真打ち3人の会見が12日、都内で行われた。昇進するのは、三笑亭月夢改め三笑亭世楽(42)、春風亭笑好(39)、雷門花助改め雷門小助六(31)。

 同協会の会長、桂歌丸(76)は「うまい噺(はなし)家になってもらわなくていいので、おもしろい噺家になってもらいたい」。春風亭昇太(53)は「お客さまをくすぐってでも笑ってもらうような、そんな気迫でやってもらいたい」とエールを送った。

 世楽は故勝新太郎さんのもとで俳優修行をした経験を持ち、笑好はコンピュータープログラマーという経験を経て、落語家になった経歴の持ち主。

 5月1日、新宿・末広亭から披露興行が始まる。