ロックバンド、TRICERATOPS(トライセラトップス)のボーカル&ギター和田唱(37)が16日、12人のミュージシャンの14歳の思い出をつづった著書「14歳」(著者・佐々木美夏、15日発売、エムオン・エンタテインメント)の発売記念イベントにチェッカーズの武内亨(50)と出席した。

 和田は、実はイラストレーターの和田誠(76)、シャンソン歌手平野レミ(65)の息子。有名人の子供ということに複雑な思いもあり、「中学のころ、露骨ではなかったけど、めちゃくちゃやられた」という。そんな経緯もあり、97年に両親の存在を伏せてデビュー。以来16年がたち、一定の評価を得たことから、今回の著書で初めて両親について語っている。イベントでは「14歳のころは自分に自信のない子供だった。高校は自分にフィットしている感じがあって、中学の時の名誉挽回もあったかもしれない」などと話した。