今月1日付でフジテレビを退社した元アナウンサーの長谷川豊氏(37)が8日、これまで伝えられてきた不正流用疑惑について、日刊スポーツの取材に対し「絶対にやってない」と反論した。同氏は昨年6月、ニューヨーク支局に勤務していた時、滞在費関連費用の不正使用があったとして業務規定違反で降格処分を受け、本社の編成制作局編成情報センター著作権契約部に配属された。今月2日に個人ブログを開設して、疑惑に反論していくことを予告し話題になっていた。

 同氏はこの日、「ブログを立ち上げるためにフジテレビを辞めた。不正流用は絶対にやっていない」と断言した。ブログの反響は大きく、アクセスは200万以上。「横領犯」など批判的なコメントも多数寄せられたが、同氏は「フジテレビも横領犯であれば、昨年6月の段階で解雇していたはず。約8カ月、関係各所を取材して『真実』が分かったんです。今月25日までに全てブログで明かします」と強気の姿勢を崩さない。