大阪府泉大津市の名誉大使を務める漫才師、オール阪神(60)が18日、大阪市内で、泉州9市1町の名誉、PR、観光大使を所属の吉本興業タレントで占拠する“泉州王国プラン”を明かした。

 この日、歌ネタで知られる「2700」のツネ(30)が、和泉市の出身であることから、同市から「和泉市PR隊」が委嘱され、式典に阪神も出席した。

 阪神によると、故郷の泉大津に隣接する和泉市ではかつて、真珠産業もあったといい「伊勢志摩だけじゃなく、和泉市にも真珠文化があった。泉州には知られていない産業がたくさんある。インターネットを通じて世界へ発信していきたい」と話した。

 岸和田市のだんじり祭りで知られる泉州地域だが、大阪湾、葛城山脈など、海にも山にも恵まれており、同地区出身では、ほっしゃん。、たむらけんじ、メッセンジャー・会原、ランディーズ・中川ら、多くの吉本芸人がいる。阪神は「いずれは泉州ゆかりの芸人が、泉州で年1回のフェスティバルができるようになれば」と、夢を話していた。