文化庁は22日、日本の芸術や文化を広めるため海外に派遣する2013年度の文化交流使に、俳優の森山未来(28)や書道家の武田双雲氏(37)ら8人を選んだと発表した。渡航や活動費の一部を負担する。

 映画「モテキ」で主演した森山は10月から1年間、ベルギーやイスラエルの劇団を拠点に、演劇の共同制作や一人芝居などの活動をする。武田氏は7~8月にベトナムとインドネシアの学校で書道を教える。

 ほかの6人は、芸術ユニット「明和電機」の土佐信道(46)、左官技能士の挟土秀平さん(50)、多摩美術大教授の長谷川祐子さん、盆栽師の平尾成志さん(32)、ダンサー、振付家の森山開次さん(39)、和太鼓奏者のレナード衛藤さん(50)。

 22日には都内で文化交流使の指名書交付式があり、森山未来と長谷川さんを除く6人が出席した。