NHKのアナウンサー内藤裕子アナ(本名・柴田裕子=36)が、横浜市青葉区で起こった交通事故に巻き込まれ、右足に重傷を負ったことが29日、明らかになった。NHKは「右足の強い打撲で全治1カ月と聞いている」と説明した。内藤アナは仕事を終えて帰宅途中、交差点で信号待ちをしている際に事故に巻き込まれたという。

 内藤アナは、昨年からさいたま放送局に勤務し、ローカルニュースを担当したり、「BSプレミアムアーカイブス」などに出演している。さいたま放送局に異動する前は「生活ほっとモーニング」や「あさイチ」のリポーターなどを務めていた。

 事故は28日午後8時半ごろ、横浜市青葉区青葉台2の6の交差点で、バイクが乗用車と衝突し横転。運転していたアルバイト加藤隆之さん(19=同区若草台)が全身を強く打ってまもなく死亡し、内藤アナを含む歩行者2人が巻き込まれてけがをした。青葉署は、自動車運転過失傷害の疑いで、車を運転していた会社員西尾遥香容疑者(24=同区すみよし台)を現行犯逮捕した。同過失致死に容疑を切り替えて調べている。

 同署によると、直進のバイクに右折車がぶつかり、バイクは横転して歩道に突っ込み、歩いていた内藤アナの他、女性(45)が腕に軽いけがをした。