来年100周年を迎える宝塚歌劇団が22日、兵庫県宝塚市内のホテルで、来年前半の演目を発表した。

 100周年イヤー初作品は、星組トップスター柚希礼音が、ナポレオンにふんするオリジナル作「眠らない男-ナポレオン・愛と栄光の涯に-」(宝塚大劇場=1月1日~2月3日、東京宝塚劇場=2月14日~3月29日)。

 フランスで初演され、柚希らの星組などで、宝塚版としても上演されてきた「ロミオとジュリエット」を作曲したジェラール・プレスギュルヴィック氏が楽曲を担当する。

 また、100周年記念行事として、来年4月4、6日には宝塚大劇場でOGも出演する「夢の祭典」、同4月5日には100周年の記念式典を同劇場で、同10月7日には大阪城ホールで、10年ぶりの運動会などが開かれる。

 宝塚大劇場内には、4月5日に100周年の足跡をたどる映像、ゆかりの品を展示する「宝塚歌劇の殿堂」をオープンさせる。