音楽事務所、オフィスオーガスタの夏の恒例ライブ「オーガスタキャンプ」が27日、横浜市の赤レンガパークで行われた。同事務所所属のスキマスイッチ、杏子(52)山崎まさよし(41)あらきゆうこ(39)元ちとせ(34)長沢知之(29)秦基博(32)さかいゆう(33)COILの9アーティストが出演。デビュー10周年のスキマスイッチが約6時間半に及ぶ公演全体をプロデュース。各アーティストとのコラボなど計37曲を披露した。

 オープニングで、スキマスイッチのボーカル大橋卓弥(35)が「ずっとステージにいようかなと。たくさんのアーティストと絡みながらやっていきたい。僕らは全力で突っ走るから」と話すと、1万5000人で埋まった野外会場は大歓声に包まれた。

 1曲目は福耳の「星のかけらを探しに行こう

 Again」。例年、オーガスタキャンプでは、アンコールで全員セッションする曲をオープニングで披露するなど、サプライズ続きのライブとなった。ホスト役のスキマスイッチ大橋と常田真太郎(35)が次々とアーティストを呼び込み、セッションするたびに、会場は大きく揺れた。「僕らは全力で突っ走るから」の言葉通り、完全燃焼のステージとなった。

 最後にもサプライズが待っていた。ラスト37曲目になって突如、ゲリラ豪雨が降り注いだ。出演者全員で福音の4枚目シングル「惑星タイマー」を歌唱すると、ファンはずぶぬれになりながらも大興奮で大合唱。スキマスイッチの常田が「雨も含めてありがとうございました!」と叫び、6時間半のロングライブは幕を閉じた。