安田大サーカスの団長安田(39)がスイム、バイク、ランでトータル226・2キロを17時間以内に完走する「アイアンマン・ジャパン・北海道」を16時間22分22秒で完走し、1日、コメントを寄せた。

 「感想は『め~っちゃ、しんどい!』の一言。レース開始当初は晴れ間も見えてましたが、昼前から雨が降り始め、その後はずっと雨…。体の痛みと、雨による寒さとの戦いになり、今までのどの仕事よりもしんどかったのですが、ゴールした後の達成感は、これ以上無いものでした!」

 レースは8月31日に行われ、スイム3・8キロ、バイク180・2キロ、ラン42・2キロの総合距離226・2キロを、制限時間17時間以内でゴールを目指すもの。トライアスロンの中でも、過酷を極める競技で、安田はトライアスロン・山本淳一選手の指導を受け、約1カ月、練習を重ねてきた。

 自転車好きの安田はこれまで、ロードバイクのレースに参加したことはあるものの、本格的なトライアスロンへの参加は初めて。「気の遠くなるような競技に、とてもじゃないけど完走できるはずがない…と、半ばあきらめていましが、参加する限りは死ぬ気でトレーニングしようと思った」。仕事の合間を縫い、懸命に練習を重ね、つかんだゴールに充実感いっぱいだった。