今月7日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンテーションで「おもてなし」パフォーマンスを披露したフリーアナウンサーの滝川クリステル(35)が22日、2020年東京五輪決定後、初めてブログを更新した。

 「報告が遅くなり、ごめんなさい」と前置きし、「帰ってきてからは、予想はしていたのですが、今までに感じたことのないプレッシャーが解け、その分、抜け殻のようになっていました」と告白した。

 その上で、東京五輪決定の瞬間を振り返り、「私自身も思わず飛び跳ねて大泣きして喜んでしまいましたが、それはきっと日本のみなさんの想いも感じていたから、なおさら泣いてしまったのかもしれません。日本人にとって、音を立てるかのように歴史が動き出した瞬間でした。今でもその原点に立っていたかと思うと信じられないのですが、あの場に立たせていただいたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」などと記している。

 7年後に向けては、「東京。経済効果という言葉を多く見聞きする日々ではありますが、だからこそ被災地の復興にこれまで以上に力を入れるような、そんな日本であってほしいと思っています」「2020年に向けて、私は、私たち日本人の『心の発展』を成し遂げる未来を夢見ています。“おもてなし”という素晴らしい文化が各々に根付いている私たちは、気づきさえすれば、きっとどんな場面においても、もっともっと優しくなれる」「モノをつくるのにはお金がかかりますが、意識を変えるのにはお金はかかりません」などと呼びかけている。