放送タレントの永六輔(80)がパーソナリティーを務めるTBSラジオ系の長寿ラジオ番組「永六輔の誰かとどこかで」(月~金曜)が27日に最終回を迎え、46年余りにわたる歴史に終止符を打った。

 永は放送で「小沢昭一さんより、秋山ちえ子さんより(番組が)長くなったんでしょう。(お便りで)『ありがとう』と、たくさんいただいた。こちらこそありがとうです」と語った。

 TBSラジオなどによると、1967年1月に前身の番組が始まり、通算1万2629回を放送した。10分間の番組で、ほぼ週1回のペースでまとめて収録していた。

 永は数年前からパーキンソン病や前立腺がんで闘病している。TBSラジオの生放送番組「土曜ワイドラジオTOKYO

 永六輔その新世界」(関東ローカル)への出演は継続するという。