福山雅治(44)が28日夜、ニッポン放送「福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル魂のラジオ」(土曜午後11時半)の中で、主演映画「そして父になる」(是枝裕和監督)が米ハリウッドでリメークされることが決定したこと、スペインのサン・セバスチャン映画祭パールズ部門で観客署を受賞したことを報告した。

 サン・セバスチャン映画祭での受賞について「観客が見終わった後、10点まで書かれたビンゴカードのようなもので投票するんです。上映が早かったので前半戦1位。数字以上の手応えはあったけど正直、インターネットで毎日、今何番目かチェックしちゃってた。後半に大物が控えていると聞いていて、ヤバいと思っていたけど…ウサイン・ボルトが、やはりゴールしたと。伸びが違った。すごい、うれしい。審査員賞と対局にある観客賞を、ひとしきり欧州の映画賞で話題となった作品が集まっているサン・セバスチャンでもらえると思わなかった。是枝さんは海外に行ったら『コレエダー』…有名ですよ。だけど福山雅治なんてニヤけた男は、ほとんど知られてないんですよ。主演映画3本目。たまに『フクヤマー』というマニアックな人もいるけど…是枝さんの作品が伝わっているということ。すごいこと」

 スティーブン・スピルバーグ監督率いるドリームワークスがリメーク権を獲得したことについて触れた。「今日ニュースが入った。ハリウッドでリメーク決定!!

 あの有名なスピルバーグ監督が創業者のドリームワークスがリメーク権を獲得し、是枝監督はスピルバーグ監督と急きょお会いし(初日舞台あいさつは)電話での舞台登場となりました。俺も(リメーク権)買いたいな。ましゃの役、リリーさんの役、誰にやってもらおうかな。リリーさん的には、オーランド・ブルームと(笑い)。リリーさんの役は…ハング・オーバーのひげもじゃの人が面白い。僕らが決める話じゃないけど、誰がやったらと盛り上がるじゃないですか。そして公開初日…めでたいこと三昧ですよ」。