桜塚やっくんの事故死から一夜明けた6日午後、桜塚さんの両親が横浜市内の自宅前で取材に応じた。山口県警山口南署で桜塚さんの遺体と対面した父充さん(63)は「頭蓋骨は陥没していた。顔と体はきれいでした」と話した。

 充さんによると、事故車の運転は桜塚さんがしていたといい、事故後、マネージャー兼プロデューサーの砂守孝多郎さん(55)が後部座席から外に出ようとした瞬間、後続車両にひかれたという。

 その後、桜塚さんは2次災害を防ごうと車の後方に回り、携帯で警察に電話をしながら、車を誘導している時に車にひかれ、命を落としたという。

 充さんは「彼が死んだのはしょうがない。彼の運転ミスで事故を起こしたのですから。砂守さん、ご遺族に申し訳ない」と言葉を詰まらせた。