高血圧緊急症により13日の大阪・新歌舞伎座夜の部公演を中止した歌手森進一(65)が14日、事務所を通じて以下のコメントを発表した。

 このたびは、皆様方にご心配をお掛けしましたが、今は安定しております。このところ仕事がハードでしたので、それが直接の原因かと思われますが、昼の部アンコール曲の最後でめまいを覚え、立っているのがやっとでした。

 待っていただいているお客様に何とかお応えしたい一心で、懸命に回復に努めましたもののそれもかなわず、予定していた握手会、夜の部をやむなく中心とさせていただきました。

 直接おわびをお伝えしたくて、車いすでステージに立たせていただきましたが、お客様のご理解と温かい励ましのお言葉をいただき、とても感謝しております。

 これからはスケジュール管理をさらにしっかり行いながら、皆様により満足していただける歌をお届けできますよう努めて参ります。

 ご来場いただきましたお客様並びに関係各位に、多大なるご迷惑をお掛けいたしましたこと、心からおわび申し上げます。

 森は現在、静養しているが、今後の仕事に支障はないという。