俳優集団D-BOYSの「D-BOYSオーディション

 10th

 FINAL」が3日、都内で行われ、神奈川在住の高校2年生、楡木(にれき)直也さん(16)がグランプリに輝いた。

 楡木さんは「non-no賞」「D-BOYSドラマ賞」も受賞した。

 同オーディションは14年に10周年を迎えるD-BOYSの企画の1つ。3万人を超える応募から勝ち抜いた8人が、最終審査に臨んだ。作文を含めた自己PR、ダンス審査、演技審査を行い、城田優(27)を含めた9人の特別審査員と、会場に訪れた150人のファンクラブ会員による投票でグランプリが決まった。

 楡木さんは、自己PRで空手の形を披露。ダンス審査や演技審査でも存在感を示した。グランプリ決定の瞬間は、驚いた様子を見せながらも「ありがとうございます。応援してくださった皆さんのおかげです」と会場のファンにあいさつした。城田は「圧倒的に華があった。これまでのD-BOYSにはない花だと会場のファン投票も含めて満場一致でした」と評価した。

 特別賞も総なめした楡木さんは、ファッション誌「non-no」で誌面デビューするほか、城田、瀬戸康史(25)阿久津慎太郎(18)がそれぞれ監督に初挑戦する15分のショートドラマ(来年1月に朝日放送ローカルで放送予定)にも出演する予定だ。

 準グランプリは本来1人選出の予定も、将来性を買われ、太田啓斗さん(14)と谷井優貴さん(13)の2人が受賞した。