レディ・ガガが、宇宙で歌う史上初のアーティストになろうとしていることがわかった。

 USウィークリー誌電子版によると、ガガは2015年初め、ヴャージン・ギャラクティック社の宇宙船で宇宙へ飛び立ち、ニューメキシコ州で開かれるハイテク音楽祭「ゼロ・G・コロニー」のために、宇宙から曲を1曲だけ演奏するという。

 ヴァージン・ギャラクティック社は、ヴァージン・グループのリチャード・ブランソン会長が設立した宇宙旅行会社。今年9月には、宇宙船「スペースシップ・ツー」のロケットモーターによる2回目の飛行試験を成功させている。情報筋は同誌に、「大気の関係で、ガガはボーカル・トレーニングを行う必要がある」と語っている。

 「ゼロ・G・コロニー」はニューメキシコ州にある「スペースポート・アメリカ」で3日間にわたり行われる予定で、一流のエンターテインメントと最新テクノロジーが披露される。ガガのパフォーマンスは音楽祭最終日の夜明けに行われる予定だ。

 その頃には、ヴァージン・ギャラクティック社による商業的飛行は、開始からちょうど6ヶ月が経過していることになる。関係者は「前代未聞の歴史的イベントになるだろう」と話している。ガガは宇宙旅行に備え、すでに莫大な額の保険にも加入しているという。有名人には、レオナルド・ディカプリオ、ジャスティン・ビーバー、ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、アシュトン・クッチャーらが、すでにヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行に参加予定と報じられている。