滝沢秀明(31)が16日、都内で行われたNHK主演時代劇ドラマ「鼠、江戸を疾る」(来年1月9日スタート、木曜午後8時)の会見に出席し「視聴者のハートを盗めるように頑張る」と抱負を語った。

 江戸後期の側近政治がはびこる時代を舞台に、鼠小僧が庶民のために活躍する姿を描く痛快時代劇。滝沢は「やるからには新しい鼠小僧、平成の鼠小僧をつくりたい。若いファン、新しい時代劇ファンを獲得したい」と語った。アクションも刀を持つシーンが少なく、監督と相談しながらオリジナルを意識しているという。

 昼の遊び人の顔と夜の義賊という二面性のある役。滝沢は「(自分に)近いんじゃないですかね。男らしいイメージがある。遊び人だったり、格好良かったり、だらしなかったり。男を象徴するような男性像。共感できる部分が多いと思います」と語った。共演は忽那汐里、高嶋政宏ら。

 一方、会見には、テーマ曲「千年恋慕」を歌う近藤真彦からメッセージが寄せられた。「滝沢らしく今までに見たことのないきれいな鼠小ぞう、そして、男らしさと色気のある魅力いっぱいの緊張感と、ほのぼのとした場面がバランスよく、毎週見たくなりました」。