女優貫地谷しほり(28)が25日、都内で主演玉木宏(33)とNHK時代劇「桜ほうさら」(来年1月1日午後7時20分)の完成披露会見に出席し、周囲に支えられて撮影したとして、感極まって涙を流した。

 貫地谷は「感情を乗せるのには体力、集中力がいる。現場の雰囲気や、玉木さんにも私の芝居に付き合ってくれ、監督もスタッフもみんな待ってくれていて、それがありがたかった」と目に涙を浮かべた。

 作品は身に覚えのない罪で切腹した父の汚名をすすぐために奮闘する男を描き、4K高精細カメラで撮影した。

 4Kを意識した貫地谷は「肌の手入れをちゃんとしないといけないと思った。どこまで映るか気になった。4Kで見たいと同時に怖い気もする」と語った。玉木の印象には「きれいだなと思った」などと語った。

 一方、主演玉木は「日本の良き時代の柔らかさ、穏やかな感じが映像に感じられる」とPR。放送は自宅で家族と見るという。