12日に放送された日本テレビ系ドラマ「明日、ママがいない」(水曜午後10時)第5話の平均視聴率が11・6%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでで最も低い数字だった。

 第3話以降、提供スポンサー8社のCMはない状態が続いており、今回もACジャパンのCMや番宣だけが流された。通常より5分早く次番組(ソチ五輪スピードスケート男子1000メートル中継)がスタートしたため、CM本数は前回より少なかった。

 第5話は、ピア美(桜田ひより)がコガモの家でともに暮らす理由が明らかにされたほか、ポスト(芦田愛菜)がかわいがっていたパチ(五十嵐陽向)が里親のもとへ向かう姿が描かれた。

 問題とされている「ポスト」などのあだ名は依然として使われているが、それぞれの子どもたちの過去が徐々に明らかになり、終盤に向けて過激さのトーンは落ちている印象を受ける。

 視聴率は初回から14・0%→13・5%→15・0%→13・1%と微増、微減を繰り返している。