柳楽優弥(23)主演の舞台「金閣寺」(4月5~19日、東京・赤坂ACTシアター)の顔合わせが25日、都内で行われた。

 三島由紀夫原作、宮本亜門演出で、11年の初演版からキャストを一新しての上演。吃音(きつおん)に悩む主人公溝口役の柳楽は、京都の禅寺で禅修行を初体験。「いい経験となったので、それを生かしたい」と話し、本番前に頭もそる予定。

 柳楽は蜷川幸雄演出舞台に続き、2回目の舞台。「宮本さんは優しいと聞いて優しい演出家もいるんだと思った。信用して挑みたい」と話すと、宮本氏から「どんな経験したの」と聞き返されていた。