小栗旬(31)が桃太郎になる。「ペプシネックス

 ゼロ」の新CM(3月8日から放送)で演じることが27日、都内で発表された。

 CMは誰もが知る昔話を砂漠や岩山、大海原を背景にSFXも駆使したハリウッドばりのスケールで映像化している。巨大な鬼は火山から飛び出したように全身から煙を上げ、小栗の衣装も現代風にアレンジされており、小栗自身も「まさか桃太郎をやる日がくるとは思わなかったので光栄です。オンエアされた後には『おれは桃太郎やったぜ』と周りに自慢したいですね」と満足の仕上がりだ。

 一方で、撮影は過酷で、小舟で鬼ヶ島に向かうシーンでは大しけに見舞われたという。

 「僕のマネジャーも含めて、スタッフの半数も倒れましたね。舟には強いと思っていた僕も初めて船酔いを経験しました」

 ライバル、コカ・コーラを想定し、自分より強いものにチャレンジするイメージがCMの狙いのようで、小栗は「あの巨大な鬼に勝てるかはともかく、強い者と戦いたいというのは男の子なら誰しも抱く思いですから。過酷な撮影もチャレンジでしたね」と振り返った。