宝塚音楽学校100期生の卒業式が1日、兵庫県宝塚市で行われ、プロゴルファー小達敏昭(46)の長女、小達はるなさんら39人が出席した。はるなさんは故夏目雅子さん(享年27)故田中好子さん(享年55)を伯母に持ち、身長170センチを超える男役志望。2月15、16日に宝塚バウホールで行われた文化祭では、演劇で主演も務めた。

 今年4月に100周年を迎える宝塚歌劇団よりひとあし早く、音楽学校は100年を迎え、今年の卒業生は節目の100期生。野球解説者の太田幸司氏(62)の長女、太田玲奈さんや、野球解説者清原和博氏(46)の親戚、清原優衣奈さんの姿もあった。

 太田玲奈さんは娘役志望で、父の太田氏は「渋い脇役を目指したいと言っていたが、野球でも2番とか大事な役割がある」と期待。注目される100期での卒業には「しんどいとか言わずに、喜びを感じて励んでほしい」と語った。

 100期卒業生39人は午後から、宝塚歌劇団への入団式に臨み、今月21日に宝塚大劇場で開幕する月組公演で初舞台を踏む予定。