レディ・ガガが13日夜、テキサス州オースティンで開かれているサウス・バイ・サウスウェスト音楽祭(20日まで開催中)のステージで、吐しゃ物を何度も体にかけられたとして話題になっている。

 といっても、これもパフォーマンスの一部。ガガがドラムをたたきながら、「お前のルールには従わない。これは私たちの世界よ!」と叫ぶと、モデルのように背が高く、スラリとした美女が自分の口に指をつっこみ、ガガの体に蛍光グリーン色の吐しゃ物を何度もかけるという、何とも異様なパフォーマンスだ。ニューヨーク・ポスト紙によると、ガガは同音楽祭のステージのために“吐きプロ”であるミリー・ブラウンを雇い、自分の体に吐しゃ物をかけさせたという。

 「VOMITPAINTER(吐く画家)」というジャンルのアーティストでもあるブラウンは05年より、自分の吐しゃ物を使って絵を描き続けている。そのために何日も空腹のままでいた後、色つきの豆乳を飲み、胃から無理やり吐き出すというのが、彼女にとってのアートだ。ブラウンはこれまでにも、ガガのミュージック・ビデオ「PUKEVOMITEXORCISTINTERLUDE」に登場している。