タレントみのもんた(69)が24日都内で、パーソナリティーを務める文化放送の新番組「みのもんたのニッポンdiscover

 again」(4月6日スタート、日曜午後4時)の収録を行った。

 収録後、自ら報道陣の取材に応じたみのは、次男の事件後、出演番組を降板したり、番組が終了することで「非常にふがいない未熟な自分にこの数日、気がついた」と視聴者やリスナー、支えてくれた番組スタッフらに向け、目に涙を浮かべて謝罪した。

 数日前に放送界の先輩に会って、支えてくれた人にきちんと謝ったのかと言われて気付いたと紹介。「みのもんたを支えてくれたファン、視聴者もいる。看板にして生活をかけて一生懸命に番組作りに励んだ人もいる。みのもんたを信じて出演してくれたゲスト、スポンサーもいる。お前はその人たちに申し訳ないと言ったのかと言われた。どきっとしました。本当に申し訳ありませんでした」。

 約5秒間、頭を下げて謝罪した。その後も「情けなかった。未熟だった。自分のことばかり考えていた。言い訳ばかりしていた。これからおわび行脚」と語った。

 番組は、ゲストとの対談を中心に、東京、日本、時代、人間をテーマに、古き良き日本の伝統や文化を掘り下げ、未来につながる理想の日本のあり方や日本人像を描き出す。初回ゲストはジャーナリスト田原総一朗氏。田原氏からは政界の裏話などが紹介された。みのは「僕のお手本」などと語った。