落語家の6代桂文枝(70)が18日、兵庫県庁で「淡路島宣伝プロジェクト!」発表会見に登場した。

 淡路島好きという文枝は、3月に島をPRする「淡路島名誉大使」に就任。「淡路島にいらっしゃ~い!」とおなじみの決めポーズでアピールした。

 島を題材にした創作落語やイメージソングなど、自身の考えも盛り込み島を盛り上げる。創作落語では名産のタマネギを取り上げ、品種名を題名に用いた「淡路島の玉者ターザン」を構想中。15年3月から始まる「淡路花博2015花みどりフェア」をめどにお披露目を考えているという。また、イメージソングでは「『淡路島いらっしゃい音頭』のようなものを考えている」とアイデアを明かした。

 文枝にとって淡路島は、子どもの頃から観光で訪れるなど縁深い土地だという。「橋を渡って島に行くと、美しい日本の原風景がある。棚田もあるし、お米もおいしい。蛍もいる。兵庫県の顔になってもらいたい」と魅力を力説した。