女優の北川景子(27)が17日、自身のデビュー当時をブログで振り返り、「落ちこぼれでした」などと明かした。

 2003年に放送されたテレビドラマ「美少女戦士セーラームーン」の火野レイ/セーラーマーズ役で女優デビューした北川。

 その共演者たちとの同窓会が開かれたことを17日に更新したブログで報告し、「あれから10年。皆が面白いほどに変わっていなくて、10年も経ったとは思えませんでした」と、久しぶりの再会を喜んだ。

 その会には共演者だけでなくスタッフや監督も集まったらしく、デビュー当時の北川を知る監督たちとの再会には、「やはり私もそこでは『レイ』に戻ってしまい背筋がピンっと伸びました。(笑)」と、少々緊張したという。

 そして当時の自身について、「文字通り落ちこぼれでした」と振り返り、監督たちから一番しかられていたのが自分だったことを明かした。

 この同窓会でも、監督たちから「放送が終了してからも、一番ひやひやしたのはレイ」と言われたことを明かすとともに、「あぁ、ずっと見守って下さっていたんだな、と手に取るようにわかるほど、監督たちのおっしゃるお言葉、アドバイス、ご指摘は一つ一つが的確で正しくて、身が引き締まりました」と、真摯(しんし)に語った北川。

 「この年齢になると諭されることがなくなってくるので、私は本当に恵まれています」と、恩師たちに感謝するとともに、「まだまだ未熟者ですが、雨垂れが石を穿(うが)つように、懇懇とお芝居に取り組もうと思います」と、意気込みをつづった。