「野菜王子」を名乗り、青果店を経営する異色芸人の土肥ポン太(42)が19日、大阪市内で初著書「土肥ベジ太ブル

 野菜の教科書」発売記念サイン会を行った。

 MBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分)の人気コーナー「土肥ベジ太ブル」のムック本で、野菜の産地や、保存法から栄養分析などを紹介している。

 「やっと念願の本になった。自分で自分をほめてあげたい。この野菜がどこで採れているかも知ってもらって、地産地消(の意識)をみんなで持ってもらいたい」と話した。

 この本をもとに、野菜や食育へテーマを広げていき、「次は映画化です。タニタ食堂も映画になっていますし」と夢も広がっているという。

 青果店でのアルバイトから、店主にまでなった。他にも「米・食味鑑定士」の資格を持っており、「米の本も出したい。最近の子はご飯を食べないから、お米の良さをもう1度広めたい」と話していた。