女優深田恭子(31)が出演するNHKドラマ10「サイレント・プア」(毎週火曜午後10時)の上映会とトークショーが26日、大阪・豊中市で行われた。

 東京下町を舞台に、社会的孤立に苦しむ人々を救うため、深田演じるコミュニティー・ソーシャルワーカー(CSW)が奮闘するストーリー。実在する職業であり、ドラマではゴミ屋敷住人や、ホームレスなどの問題に立ち向かう姿が描かれる。

 ドラマを監修した現役CSWの勝部麗子さんが活動する豊中市での上映となり、市の関係者ら230人が鑑賞。上映会後、深田は「(CSWを)今まで知らなかったが、この役で考え方が変わった。いろんな人生があると感じるようになった」と話した。

 市民から寄せられた質問に答える場面もあった。劇中のせりふにちなみ「幸せとは何か」と問われると、深田は「食べることが大好きなので」と即答。「食べると幸せな気持ちになって、頑張ろうと思えます」と頬をゆるめた。大阪グルメも楽しみの1つだという。「今日はたこ焼きを食べました。大阪に来るときは絶対『大阪うまいもんの歌』を口ずさむんです」と明かし「大~阪には~う~まいもんが~」と自ら1フレーズを口ずさむ場面もあった。

 また、旬の食材を使った料理も趣味の1つだといい、「スーパーでオススメされている通りに買っています」。最近では、新タマネギと挽肉の炒め物、新ジャガの煮物を作ったとメニューを明かした。