女優能年玲奈(20)が1日、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で共演した女優の宮本信子(69)へ向けた“ラブレター”を、自身がレギュラー出演するラジオ番組で公開した。

 能年は、TOKYO

 FM「SCHOOL

 OF

 LOCK!」のコーナー「GIRLS

 LOCKS!」を週替りで担当。1日放送回では「拝啓、好きな人」と題して好きな人に思いを込めて手紙を書く企画が行われ、能年は「あまちゃん」で、ヒロイン天野アキの祖母、“夏ばっぱ”を演じた宮本への想いをしたため、朗読で披露した。

 「あまちゃん」の当時は宮本を「ばっぱ」や「宮本さん」と呼んでいたが、それから約8カ月が過ぎた今、大先輩女優をどう呼んでよいのか悩んだと明かし、手紙では「拝啓

 ばっぱさま

 宮本さん、お久しぶりです!

 能年アキです!」と、書きだしたという。

 また、「あまちゃん」の撮影を振り返り、「現場に立っているのがやっとだった私の演技のテンポを作ってくださったのは、いつも宮本さんでした。私は宮本さんが作り出してくださる演技の呼吸に合わせて、乗っかっていくことでアキになることが出来ました」と、宮本から大きな受けた影響を受けたことを明かした。

 撮影現場には演技に迷ったときに“おこもり”して集中力を高める部屋があり、もともと引きこもりがちだったという能年はそこにこもりがちになっていたという。そんなときも「こもっちゃえばいいのよ~とか、おうちで叫ばなきゃだめよ~とか、集中するための道しるべを教えてくださいました」と宮本からアドバイスを受けたことから、「言っていただいた事で心が楽になって、それでも向かっていかなきゃ!

 と思えました」と感謝した。

 能年は最後に「またお会いできるよう、頑張ります!

 いつか記念館にお伺いしたいです!」とつづって手紙を結んだ。