タレントのフィフィ(38)が13日、歌手宇多田ヒカル(31)がサッカーW杯開幕戦での主審判定が物議をかもしていることを受けて「クロアチアの皆さん、日本を嫌いにならないで」などとツイートしたことに対し、「その発言は逆に失礼だ」と苦言を呈した。

 日本の西村雄一さんが主審を務めたブラジル対クロアチア戦の試合後半で、クロアチアの反則を取ってブラジルにPKが与えられたが、この判定を不服としたクロアチア側から西村主審への非難が浴びせられた。

 この判定をめぐる騒動を受けた宇多田の発言に対し、フィフィはTwitterで「今朝のW杯初戦の審判判定を受けて『クロアチアの皆さん、日本を嫌いにならないで』ってツイートしてた人がいたけど、スポーツを愛する人は、貴方と違って国籍で括らず、個人として見てるから、その発言は逆に失礼だ」と苦言。さらに「その表現に『日本人がこんなんですいません』みたいな含みがあって気分良くない」と批判した。

 なお、宇多田は先のツイート後に再びTwitterを更新し、「周りのサッカーファンがみんな誤審だって騒いでたから鵜呑みにして失礼な冗談を書いてしまった西村さんごめんなさいorz」と謝罪している。