佐村河内守氏(50)のゴーストライターを18年間務めたことを告白した作曲家新垣隆氏(43)が19日、「ニコニコ生放送」「23時間テレビ」に生出演し、自ら作曲した「週刊文春」のテーマ曲「交響曲

 HARIKOMI」を初披露した。

 スーツ姿で登場し、有志で集まったオーケストラ13人にとともに、約10分にわたって同曲を披露。ピアノを担当した。

 3月に都内で行われた会見で、佐村河内氏から「新垣さんを名誉毀損(きそん)で訴えます」と宣言されていたが、いまだに具体的な動きはないという。「今は代理人を通してやりとりしていますが、特になにも受けていません」。それでも、今回披露した新曲について「代表曲と言えるものができたと思います。ぜひ佐村河内さんにも聞いてほしい」と話した。佐村河内氏が全聾(ろう)を装っていたことなどから、「…心の中で聞いてほしいですね」と付け加えた。

 同曲はジャズ。演奏後、新垣氏は「青春が見え隠れするようなイメージです。編集長からは『仁義なき戦い』や「『ロッキー』のようなかっこいい曲と依頼されました」と説明した。文春側から出された指示書には「超絶格好いい」という文字が書いてあったという。