音楽プロデューサーのつんく♂(45)が22日、歌手の松浦亜弥(28)のデビュー当時の逸話について、自身のTwitterで真相を明かした。

 20日に放送されたTBS系ドラマ「おやじの背中」第2話の冒頭では、元プロボクサーの父親(役所広司)が、自身の夢を託す娘(満島ひかり)に説教する場面のセリフとして、松浦のデビュー当時のエピソードが語られた。そのセリフの内容は、「松浦亜弥さんのデビューを知っていますか?

 松浦亜弥さんは14歳の時にハロプロのコンサートに遊びに行ったところ、いきなりつんく♂さんからステージに上がって歌えと言われました。私服のまま、完成もしていない歌を中野サンプラザで歌わされたんです。松浦亜弥さんは見事に歌い切りました。そして、楽屋で大泣きしました。分かりますか?

 持っている人は最初から持っているんです」というもので、コアな松浦ファンの間では以前から知られているエピソードだった。

 松浦の大器ぶりを示すこのエピソード。松浦自身もそのように記憶しているらしく、ライブなどでも話しているようだが、つんく♂によれば「内容的には事実とはちょっと違う」という。エピソード上ではまるでサプライズ企画のように松浦がステージに立たされたようになっているが、どうやら事前に計画されていたものだったらしい。ただ、つんく♂いわく「まあ、俺たちからすれば順序だてたお膳立てやったかもしれんが14歳の当の本人にしてみれば『いきなりの突然のわけわからん』って部分しか記憶にないかもね」と、デビュー当時14歳の松浦が初ステージで動揺していたのだろうとおもんばかった。