シンガー・ソングライター松任谷由実(60)が座長を務める舞台「あなたがいたから私がいた」(10月8~31日、東京・帝国劇場)の制作発表が23日、東京・赤坂の霊南坂教会で行われた。

 同舞台は、ユーミンと帝国劇場のコラボレーション企画で、俳優陣が演じる純愛物語に音楽がストーリーテラーのように融合する構成。脚本・演出は、夫の松任谷正隆氏(62)が手掛ける。

 ユーミンは12年以来2度目となる舞台に「第2弾と聞いて、本当にうれしかった。前回も新しい世界を見せられたけれど、今回さらにバージョンアップできる舞台になると信じています」と話した。

 この日は、主演の比嘉愛未(28)や、渡部豪太(28)石黒賢(48)藤真利子(59)も出席した。ユーミンの楽曲で思い入れの深い曲は何か聞かれると、デビュー以来親交があるという藤は「ハルジオン・ヒメジョオン」を挙げ、「今回も劇中に入ってるといいな」と期待していた。これを聞いた正隆氏は「(台本に)書いてあったと思うけど」と突っ込んで会場を笑わせた。