1880年創業の世界最古のドイツのぬいぐるみメーカー、シュタイフ社と、430余年の歴史を持つ、大名茶道で有名な「遠州流茶道」が初めてコラボレーションをして茶道テディベアを制作した。

 24日、都内で発表会見が行われ、世界限定1500体という茶道テディベアがお披露目された。

 監修を担当した遠州茶道宗家13世家元の小堀宗実氏(58)は「世界中で愛されているテディベアを通じて、日本文化を世界に発信したい」。日本の伝統美をしっかり伝えようと、振り袖に遠州流の家紋が入っていたり、シルク素材で柔らかい肌触りにしたりと細部にまでこだわって作ったという。

 老舗ブランド同士のコラボレーション作には、シリアルナンバー入りの証明書が付いている。22センチのサイズで3万6720円。