元大相撲の三保ケ関親方で歌手の増位山太志郎(65)が25日、東京・日比谷音楽堂で、演歌歌手渥美二郎(61)とジョイントコンサートを開催した。

 CD発売イベントなどではなく、自分のライブとしては、40年前の74年の歌手デビュー以来、生涯初めて。昨年11月に大相撲協会を定年退職。歌手として新たな出発をした中、節目のステージとなった。「そんな夕子にほれました」や「そんな女のひとりごと」といった往年のヒット曲から、昨年発売した「夕子のお店」までを、甘い歌声で披露。「いつもなら名古屋場所の季節に、今年は大勢の美女の前で歌っています」と、ジョークを交えたMCでも年配の観客たちを笑わせていた。