トニー賞5部門を受賞した舞台「ウォー・ホース~戦火の馬~」の来日公演が30日、東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕するのを前に、シーンの一部が公開された。

 人力で動かす等身大の馬のパペットがまるで生きているようだと話題で、舞台を見た馬同士の戦いや、主人公アルバートが乗って走るシーンなどがお披露目された。

 第1次世界大戦を舞台にした馬と少年の友情物語で、舞台を見て感銘を受けたスティーブン・スピルバーグ監督が映画化したことでも知られる。

 パペット演出を指揮するマシュー・エイチソン氏は「3人の人形遣いによる操作と、観客の皆さんの想像力で本当に動いているように見える特別な舞台をぜひご覧ください」と話した。