80年代漫才ブームをけん引したベテラン漫才コンビ「ザ・ぼんち」が18日、大阪・テイジンホールで、最強漫才師決定戦「THE

 MANZAI

 2014」の予選2回戦に出場した。

 ぼんちおさむ(61)は、孫と一緒に鑑賞したという映画「アナと雪の女王」のヒットナンバーを披露。里見まさと(62)とのハイテンションな掛け合いでわかせた。

 おさむは「(緊張して家を出る)5時間前から衣装を準備してた」といい、恒例の落ち着きのない動きでも爆笑を奪った。歌は「孫の方が先に覚えた」ため「おじいちゃんがバカにされないように、こっそり覚えた」と、祖父の威厳?

 を保つ苦労も明かした。

 超ベテランコンビが、デビュー間もないコンビと争う賞レース。まさとは「ベテランやから(スタート地点より)30メートル先から走らせてもらうとか、そんなのもないし、厳しさもあるけど、みんなにチャンスがあるところがいい」。賞レースの妙味を楽しんでいる様子だが、一方で「緊張は半端ない」。2回戦は、初日のこの日に「早く終わらせたい」として、ブッキングを決めたという。

 2回戦は19~20日にも同所で、26~30日に東京・新宿明治安田生命ホールで行われ、その後、2回戦を突破したコンビが「認定漫才師」として発表される。