多発性硬化症で療養中の落語家林家こん平(71)が主催する「都電落語会」が22日、東京・都電荒川線で行われた。

 オープニングセレモニーにはこん平、出演する三遊亭小遊三、三遊亭王楽らが参加。一緒に「チンチン」とスターティングベルを鳴らしたこん平は「こんなに大勢のお客さんが来てくれて、ありがたい」と喜んだ。落語会は三ノ輪橋と早稲田の間を走行しながら開催され、今後も月1回のペースで20年の東京五輪・パラリンピックまで続けるという。