上方落語協会会長の桂文枝(71)が22日、仕事先の兵庫・淡路島で、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援する活動「アイス・バケツ・チャレンジ」に挑戦した。

 文枝は、同協会副会長の笑福亭鶴瓶(62)からの指名を受け、上半身裸で、淡路にちなみタコ入りの氷水をかぶった。同行のマネジャーに水をかけさせ、思わず「つめたっ!」。国内外で広がっているチャレンジだが、芸能界など著名人の間では、かなりの高齢での挑戦となった。

 文枝は「上方落語を代表してかぶった」といい、自らの指名は江戸落語各会派の象徴、4人をあげた。

 落語協会会長の柳亭市馬、落語芸術協会副会長の三遊亭小遊三、立川流の立川志の輔、円楽一門会の三遊亭円楽と4人を指名。「落語はいつか(東西あわせても)1つの団体になりましょう」と呼びかけた。