覚せい剤取締法違反などの罪で起訴されたCHAGE

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 ASKAのASKA(本名・宮崎重明)被告(56)の初公判が28日午後、東京地裁で開かれる。地裁そばの日比谷公園には、早朝から傍聴券を求める列ができ、午前9時30分から、整理券の配布が始まった。

 初公判が開かれる東京地裁425法廷の傍聴席は42席。司法記者クラブ加盟社への割り当て分を除く21席が、一般傍聴席となる。配布の1時間前には、約100人ほどの列ができた。徹夜組は出ず、一番乗りは新潟から深夜バスで午前5時に駆けつけた30代の女性。20年来のCHAGE

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 ASKAファンといい「本人の口から本当のことを聞きたかった。お盆休みもずらして会社を休んできました」と話した。

 09年に覚せい剤取締法違反の罪に問われた酒井法子の初公判及び判決公判と同様に、リストバンド型の整理券が配布された。酒井の初公判もASKA被告と同じ425法廷で行われ、一般傍聴席20席に対し、抽選に日本の刑事裁判史上最高の競争率となる330倍の6615人が並んでいる。