マーベル・スタジオが贈る待望の最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(9月13日日本公開)が、8月1日に公開された全米で一大ムーブメントを巻き起こしている。

 本作は1日に全米4,080館で公開されると、週末興行収入9430万ドル(約94億3000万円)という8月公開作品ではオープニング興収新記録を樹立。現在、公開3週目にして、既に「アメイジング・スパイダーマン2」(14)を抜いて、全米興行成績は2億2554万ドル(約225億5400万円、8月18日現在:Box

 office

 Mojo調べ)に達している。

 各国のメディアは、“新しい世代に向けた「スター・ウォーズ」”など若い世代が映画の大ヒットを支えていると指摘。実際に世界各国で10代の若者が中心のマーケットになっており、アメリカではこのハチャメチャでおかしいアクション・アドベンチャーにティーンたちが大熱狂している。ティーンたちが本作に引きつけられるその理由は、本作の笑い、ハラハラドキドキ感、そして泣けるドラマと、少年漫画を読み進める時のあの興奮を覚えることが理由のひとつ。「次はどうなるの?!早く続きが観たい!」というワクワク感が物語へ引き込ませ、ガーディアンズとともに笑い、手に汗にぎる冒険を楽しめる。

 もうひとつの魅力は、主人公のピーター・クイルが操縦するスペースシップ・ミラノ号が銀河を飛び回る姿。14週間かけて組み立てられたミラノ号はティーンの想像を形にしたかのようなクールなデザインで、このミラノ号がカラフルな宇宙を縦横無尽に飛び回る様子は、まるでジェットコースターに乗っているときのような楽しさ。ピーターを演じたクリス・プラットは、「最初に見た時は自分の目を疑ったね!

 この撮影期間中ずっと畏敬(いけい)の念を持ち続けていたよ。あの中にいると、まるでテーマパークの乗り物に乗っているような、それも自分のためだけに作られた乗り物に乗っているような気分になるんだ」と絶賛。

 また、本作に熱中するのはティーンだけではない。マーベル屈指の人気キャラクター「アイアンマン」を演じたロバート・ダウニー・Jr.は、カナダの「トロント・サン」紙に「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』はマーベル最高傑作だ」と絶賛のコメント。さらに、米映画評集計サイト「Rotten

 Tomatoes」でも92%の高評価を獲得している。

 全米ではすでにすさまじい人気を獲得している本作は、日本には9月13日に上陸予定。【ハリウッドニュース編集部】