女優浅野ゆう子(54)が30日、大阪市北区の関西テレビで、フジ系昼の連続ドラマ「ほっとけない魔女たち」(月~金曜午後1時30分=9月1日スタート)取材会に出席した。

 40代前後、50代前後の4姉妹が、正義感が強く、ちょっぴりおせっかいな女性を演じる人情喜劇。浅野は「若い人から見て“イタイ”と思われるのはつらいですけど、それぐらい思い切ってやっています」と話す。5月20日の収録スタートから4カ月以上、収録が続き「18連勤もある」ほどの過酷スケジュールだが、現場は「和気あいあい」楽しいという。

 おせっかいな性格の設定だが、浅野自身と共通点もある。共演で、4姉妹の長姉役、室井滋(55)の「おなかが私的にはどうしても、ほっとけない」らしく、収録時には、ダイエットにいい食材を勧め、ダイエット食も持参していたが「いっこうに体重は落ちない」とか。室井自身は「3キロやせる」が口癖だが、まったくその傾向はなし。

 代わって浅野が「ハードな収録日程で、3キロやせました。私としては年齢的に『病気?』とか思われるんじゃないかって思ってたんですけど、誰にも(やせたと)言われない」そうだ。ただ、過酷日程にも、倒れることはなく、室井ともども元気はあるという。

 「まあ、戦後15年(後の)生まれですから、食料事情もよくなくて、小魚とか食べて大きくなりましたから、アラフィフ世代は一番、強いんですよ」と、50代女性のたくましさをアピールしていた。