柴咲コウ(33)が30日、川崎市のラゾーナ川崎で新曲「蒼い星」の発売記念ライブを行った。

 アリーナだけでなく、施設の5階までファンが埋め尽くす大盛況だった。新曲のほか、RUIとして歌った03年の「月のしずく」など3曲を披露した。

 トップ女優でもある柴咲は、女優業が多忙で、今年はライブツアーを開催していない。フリーライブも今年は初めてで、久々の生歌披露に「去年はできたけど、今年はライブツアーできてないね」と申し訳なさそうに語り掛けた。会場から「(ツアー)やって」と声が飛ぶと、「やりたいです。でも、映像のお仕事やらせてもらって、身体は1つしかないから」と謝った。

 今後の活動については「教えたいこといっぱいことがいっぱいあるんだけど、大人の事情ってもんがあってちょっとお待ちを」と釈明。その上で「休みなしに働いていることは伝えておきます」と笑った。

 7月にユニバーサルミュージックからビクターへ移籍し、このライブは移籍の記念も兼ねるが、「新たな気持ちでやっているということを伝えたかった」と決意に満ちた表情で語った。

 最後はファンの前でライブツアーで歌うことを熱望した。「もう3曲ぐらいやりたいけど、時間が決まってるの。続きはライブツアーで。ぜひ、柴咲コウのライブツアーに足を運んでください。また会いましょう。ありがとう。じゃあね」と手を振り会場を後にした。