俳優坂上忍(47)に対し「バラエティー番組に出過ぎ」だと番組内で批判したお笑いコンビ、笑い飯の哲夫(39)が2日、自身のTwitterを更新。この批判によって多くのネットユーザーから軽蔑を受けているとして嘆いた。

 8月30日から31日にかけて放送された日本テレビ系「24時間テレビ

 愛は地球を救う37」の「朝まで生しゃべくり007」コーナーに登場した哲夫。坂上のせいでバラエティー番組にお笑い芸人が出られなくなっているとの批判を繰り広げた。

 普段のように早口でまくし立てる哲夫だったが、しかし一方の坂上は「それは俺批判というより、番組制作批判?」と、哲夫の批判に終始困惑気味。哲夫がおそらく想定していただろう毒舌の坂上とのバトルも笑いも起こらず、スタジオに集まったタレントたちはひっそりと静まり返り、「しゃべくり」のレギュラー陣たちさえもほとんどフォローすることが出来ないまま、なんとも異様な空気が流れた。

 放送後、哲夫は「たくさんの方々に不快な思いをさしてしまってすみません」とTwitterでさっそく謝罪。「先ほどちょっとの間お笑いを休んでおさむらいをさせてもらいましたが、また今後もお笑いをしますのでよろしくお願いします」とつづった。

 しかし2日に再びTwitterを更新した哲夫は、「半沢直樹のように現状打破する姿はみんな好きなはずなのに、現実でそれを目の当たりにすると軽蔑したがるネット国民の多さに若干嘆いている」とツイート。「今後の力戦奮闘に期待していただきたい。半沢の倍苗字だ。全沢だ」と意気込みをつづった。

 なお、賛否両論があがったこの放送シーンだが、ウーマンラッシュアワーの村本大輔は2日にTwitterで、「僕はひとり自分の主張を曲げず小ボケに走らず貫いた哲夫さんにしびれました」と、哲夫を称賛。「哲夫さんはしっかりと企画にそってました。ひとつもやり込められてないですよ」と説明した。