今年1月、4年ぶりに再始動した「LINDBERG」が13日、インテックス大阪で開幕した「コヤブソニック2014ファイナル」に出演し、ボーカル渡瀬マキ(45)は、憧れの吉本新喜劇と共演した。

 同フェスは、新喜劇座長の小籔千豊(41)主宰で、音楽と笑いを融合させたもの。渡瀬は三重県鳥羽市生まれで、子どものころから新喜劇ファン。「岡八朗さん、木村進さん世代やからさー。土曜日の昼は学校から帰って、毎週見てた」と興奮しっぱなしだった。

 歌唱を終えると、今年、新座長に就いたすっちー(42)が「すち子」にふんし、松浦真也(38)と登場。すち子から乳首をつつくなどして、いじられるキャラの吉田裕(35)も参戦し、すっちーが棒を持って吉田の乳首をドリルする「乳首ドリル」が披露された。

 渡瀬は「これが生新喜劇だよ~」。すっちーに代わって、棒を渡され、吉田の乳首をつつき、ギャグに臨んだ。

 ただ、渡瀬は「何回も(動画で)確認して、私が(乳首を)やられる(つつかれる)方やと思って、悩んでたんですけど、やる方やったんやな~。だから(今日は)やるタイミングが分からんかった」。最新ギャグを体得できず悔しそうだったが、これには小籔も「いやいや、渡瀬さんにやられる方はさせませんよ」と苦笑するしかなかった。

 この日は、今年7回目の開催でファイナルとなる「コヤブソニック」の初日。これが、2人目の乳首ギャグで、乳首ネタ2発での開幕となった。

 1人目は、先頭のAKB48と共演した、乳首を触られる芸が持ち味の今別府直之(42)。高橋みなみ、指原莉乃に乳首を触らせた。

 小籔は、かつて同じ乳首ネタでブレークした新喜劇出身の藤井隆、レイザーラモンHGを引き合いに「乳首ギャグする人は売れるんですよ。いずれ、大きい乳首のモニュメント、楽屋に置こうかな」と話した。